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歯科治療の歴史

2018年12月7日

こんにちは。

笛吹市一宮町の歯医者 小泉歯科です。

様々な歴史的遺産からみても、歯痛は、太古の時代より人を苦しめ続けてきたのでしょう。 世界各地の遺跡から発見される古い人骨には、人為的な抜歯の痕跡が見出されています。それだけではなく、動物の歯や他人の歯などを抜歯窩に埋めたあとまで確認されています。これは紀元前より歯のインプラントが行われていたということです。この他にも、今から4000年も前の古代エジプトでは、パピルスの記録などによると、すでに歯科専門の医師が存在しており、発掘された人骨には治療の後が見受けられます。抜歯だけではなく歯槽骨に穴をあけ、歯根の周りに溜まった膿を出すような手術も行われていました。

古代メソポタミアでも、様々な口腔外科的治療が行われ、4000年弱の昔に制定されたハンムラビ王の法典には、失敗した場合の刑罰が明確に規定されています。

第200条 同じ階級の者の歯を抜いてしまった者は、自分の歯を抜かれる。
・ If a patrician has knocked out the tooth of a man that is his equal, his tooth shall be knocked out.

第201条 低い階級の者の歯を抜いてしまった者は、銀貨3分の1ミナの罰金に科せられる。
・ If he has knocked out the tooth of a plebeian, he shall pay one-third of a mina of silver.

古代の人がいかに歯を大事に思っていたかが伺えます。「目には目を、歯には歯を」の有名な一説もまた然りです。
 しかし当時は、まず歯の痛みから開放されることを考えていたようです。「痛い歯は祈りや呪(まじな)いでは治らない。抜歯するしかない」ということが、長老達の経験から伝えられていたのでしょう。歯科治療の幕開けです。

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